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水上勉さんの執筆された作品を紹介しています。


折々の散歩道


折々の散歩道

折々の散歩道
【発売:1995年9月】

水上勉氏は9歳から禅寺で絵を学んで60余年。
5年前からは信州の山房で晴耕雨読の暮らしを送っている。その水上氏が信州や京都を中心に、刻々と移り変わる四季43景を、滋味溢れる絵と味わい深い文章で描いた本格的画文集である。
これは平成3年から雑誌「サライ」で連載中の『折々の散歩道』をまとめたもので、読者の圧倒的な支持を得ている企画でもある。
2年前の第一集刊行時は新聞・テレビ・雑誌などで大きく紹介され、感動の輪が広がった。待望の第二集は、新たにタイ・中国と海外編が加わり、収載作品数は全43点。
「画文歳時記」の題名が表わすように四季別に編集、季節感溢れる美しい「絵暦」となっている。作品は左ページに絵、右ページに文と、すべて見開き完結で、見やすいと好評だ。 また描かれる紙は、竹をリサイクルして水上氏が自ら漉く「竹紙(ちくし)」。近年この竹紙への関心が口コミで広がっているが、著者は独自に編み出したこの製法を次代に伝えたいと、巻末にはその漉き方も特別公開している。
疲れた心を平らかにしてくれる眼福・味読の愛蔵版・画文集。贈り物にも最適な一冊です。


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