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水上勉さんの執筆された作品を紹介しています。


老いてこそ電脳暮し


老いてこそ電脳暮し

老いてこそ電脳暮し
【発売:2002年6月】

70歳のときに心筋梗塞を患い、77歳にしてパソコンに挑戦した矢先、網膜剥離に襲われて片目は失明状態に。以来、「電脳」は手足の一部となった。
そこで著者は、電脳を通して「生きることの意味」を問いなおす。パソコン特有の「文字化け」は、人間が発する最初の意味不明な言葉、「オギャー」に通じるのではないか…。


著者略歴
水上 勉
1919年、福井県生まれ。少年時代に京都の禅寺で小僧生活を体験。立命館大学国文科中退。宇野浩二に師事し、’48年、『フライパンの歌』を出版、ベストセラーとなる。
’61年、『雁の寺』で直木賞を受賞。その後も菊池寛賞、吉川英治文学賞、谷崎潤一郎賞などを受賞。


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