水上勉さんの執筆された作品を紹介しています。
正長の一揆、応仁の乱が続く地獄の季節を生きた頓智一休の真実の姿を描く迫真の劇画巨編第2弾!! 師・謙翁宗為の死で琵琶湖に身を投じた宗純。母の配慮で死のあぎとから逃れた宗純は、再び純禅を目指して近江堅田の華叟を訪ねた。華叟の公案に悩んだある日、琵琶湖の大自然に包まれる中で悟りを得た宗純は、華叟から道号を与えられ一休と名乗った。