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水上勉さんの執筆された作品を紹介しています。


虚竹の笛―尺八私考


虚竹の笛―尺八私考

虚竹の笛―尺八私考
【発売:2006年9月】

尺八に日本と中国の交流の絆を繋ぐ歴史小説。
漢詩「春雨」に導かれた著者が、尺八伝来の祖となった虚竹禅師を、一休和尚に引き合わせるという壮大な構想を結実させた歴史小説。第二回親鸞賞を受賞した著者最後の長篇作品。


日本留学僧と中国女性の子として宋にうまれ、尺八を日本に伝えたといわれる虚竹禅師。
南朝の御落胤といわれながら破戒の生涯を送った一休和尚。このふたりが、宇治吸江庵で出会い…。
遙か古代から近代までの和漢往来を、尺八の海峡を渡る望郷の響きに託した伝来記。日本と中国の交流の深い絆と歴史を壮大な物語に結実させた、著者最後の長編。第二回親鸞賞受賞作品。


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