水上勉 新潮社

清富記

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清富記
【発売:1998年1月】

南宋の風光明媚な都、臨安のはずれ、苦竹の森に日がな一日、山繭を混ぜた竹絹紙を漉く孟阿は、清貧を好しとせず、富を捨てず心を富ませて隠棲を楽しんだ「清富記」。
南宋と同様に、度牒乱売で禅宗が堕落衰滅した頃の明に漂着した、尺八(洞簫)の上手な無外和尚の最期と、鳩を飼う母子の悲哀を伝える「飛奴記」。
他に、達磨を始祖とする禅宗の六代目の祖「慧能」など禅的世界を描く短編集。

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水上勉のプロフィール

小説家。
1919年3月8日 - 2004年9月8日。福井県大飯郡本郷村(現:おおい町)生まれ。
1947年に刊行された『フライパンの歌』がベストセラーとなるが、その後は文化活動から一度遠ざかる。
『霧と影』で執筆を再開、1961年『海の牙』で第14回日本探偵作家クラブ賞、同年『雁の寺』で第45回直木賞を受賞、華々しい作家生活が始まった。著書に『飢餓海峡』『くるま椅子のうた』『城』『宇野浩二伝』『北国の女の物語』『兵卒の鬚』『一休』『寺泊』『良寛』等の作品があり、幅広い作風で活躍されていました。

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